サステナブルをおしゃれの代名詞に ユニクロの挑戦

           
        サステナブルをおしゃれの代名詞に ユニクロの挑戦

ファッションもサステナブルが注目される時代に

サステナブル・SDGsという言葉が徐々に市民権を得ている今日この頃。ファッションの分野でもプラスチック原料のスニーカーやオーガニックコットンのシャツなどエシカルファッションが積極的に取り上げられるようになっています。多くのファッション誌でエシカル・サステナブルという言葉が並び、サステナブルなファッションをすることは、おしゃれの代名詞の様に感じることもあります。

ファストファッションもサステナブルであること。そしてSDGsに取り組むことが求められています。そんな中、ファストファッションの代表格ユニクロでも様々な取り組みがされていることをご存じでしょうか。今回は、ユニクロの取り組みを紹介したいと思います。

生産過程をサステナブルにしたユニクロのジーンズ

ユニクロを代表する商品の1つであるジーンズ。ジーンズの自然な風合いを出すためには大量の水や手作業が必要でした。2021年に発表した「ブルーサイクルジーンズ」は、仕上げ加工時に使用する水の量を最大99%削減し、ティーカップ1杯程の水での仕上げを可能にしました。従来1本1本人の手で行っていたヴィンテージ加工もレーザーマシーンを利用することで、作業負荷の軽減を図っています。

水は限りある資源であり、大切に使うことが重要

水は有限な資産です。このままのペースで水を使い続けると2025年までには世界の3分の2が水ストレスを抱える国になるとも言われています。

水不足の原因は、人口増加や気候変動だけでなく、産業発展による水の使用量の増加も大きな原因のひとつです。私たちの生活が便利になればなるほど水の使用量も増えているので、今一度水の使い方について私たち1人1人が考え取り組むことが重要になります。

ファストファッション着こなし地球に良いことをしよう

ユニクロでは、水不足問題に取り組むだけでなく、全商品を回収しリサイクル、リユースすることで大量生産・大量破棄の問題に取り組んだり、難民の雇用をしたりとサステナブル・SDGsに積極に取り組んでいます。地球のこと・社会のことに配慮したファッションを着こなして社会に対して意思表示していきませんか。

【参考】

https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/sdgs/