オリンピックもサスティナブルに 日本選手団を支えたアシックスのユニフォーム

           
        オリンピックもサスティナブルに 日本選手団を支えたアシックスのユニフォーム

過去最多メダル獲得数の東京オリンピック 代表公式ユニフォームが人気

東京オリンピックをお家で観戦された方も多いと思います。過去最多数の金メダル獲得で、日本が多いに盛り上がったのではないでしょうか。

女子バスケットボールの初のメダル獲得など、感動の名シーンがたくさん生まれたオリンピックですが、表彰式に選手が着ていた公式ユニフォームにも注目が集まりました。

目を引くサンライズレッドのユニフォームがかっこいいと売れ行きも好調だったそうです。そんな公式ユニフォームにもサスティナブルが取り入れられているってご存じですか。

今日は、日本選手団を支えたユニフォームについて紹介します。

サンライズレッドのユニフォームが人々の心をとらえる

日本選手団の公式ユニフォームを手掛けたのは、日本が誇るスポーツメーカーのアシックスです。

「デザインとともにサンライズレッド色が良い」「色がかわいい」「どの選手もよく似合っている」と、SNSでも注目を集めました。

Tシャツを扱うファミリーマートでは、オリンピック開幕前1週間(7月15日~7月21日)と比べて、開幕後1週間の売上が5倍になったそうです。

もちろん機能性も抜群で、通気性の高いオリジナルのジャカードメッシュを全面に使用しており、効率的な通気を促しています。

出典:アシックス公式HP

全国から集めたウェアがユニフォームに生まれ変わる

このユニフォームのもっとも注目すべき点は、生地の50%が古着をリサイクルした繊維で作られていることです。

たくさんの人に選手を応援してほしいと考えたアシックスがスポーツウェアのリサイクルプロジェクト「ASICS REBORN WEAR PROJECT」を企画。「#2020にいってこい」キャッチコピーに部活や運動会などで使ったスポーツウェア約4トンを全国から集め、再生ポリエステル材のリサイクル糸として生地に編み込まれています。

サスティナブル&ワクワクでスポーツを応援しよう

服を糸に戻して再利用するというのは古着の着まわしや、リメイクが主流の中、新しいリサイクルの考え方だと思います。

何より学生時代の思い出のユニフォームがオリンピック選手を支えるって考えるとワクワクしませんか。わたしは、選手と一緒に戦っているような気持ちになれるとても素敵なプロジェクトだなって感じました。

東京オリンピックは終わってしまいましたが、次回のオリンピックや国際大会などでも「ASICS REBORN WEAR PROJECT」が行われるかもしれません。そのときには、ぜひ私も思い出のウェアを提供し、日本選手を応援したいと思います。

【参考】

アシックス公式HP https://www.asics.com/jp/ja-jp/tokyo2020/japan_delegation_wear/

ASICS REBORN WEAR PROJECT https://www.asics.com/jp/ja-jp/tokyo2020/rebornwear/