感染症から子どもを守る ペットボトルキャップをワクチンに

           
        感染症から子どもを守る ペットボトルキャップをワクチンに

ペットボトルキャップの行方を知っていますか?

駅のホームやスーパーなどで、殻になったペットボトルを捨てるとき、本体とキャップとばらばらにして捨てるようされている方が多いと思います。

どうして、キャップと本体を分けて捨てているかご存じですか?

実は、たくさん集めたキャップがリサイクルされることによって、感染症に苦しむ子どもたちにワクチンが提供されています。

世界には感染症に苦しむ子どもがたくさんいます。そんな子どもたちとワクチンの大切さについて考えたいと思います。

ワクチンが1日4000人の命を救う

途上国では、医療環境が整っておらず、赤ちゃんや子どもにとって感染症が脅威となっています。ワクチンさえあれば助かる命が、1日4000人も失われています。

全世界の5歳未満の死亡者数約520万人のうち、3人に1人がワクチンで予防できる死とも言われています。

ワクチンは感染症の種類にはよりますが約20円~150円で1人分が提供でき、非常に安価です。

こうした状況を受け「世界の子供にワクチンを 日本委員会(JCV)」では、1994年から子どもたちにワクチンを届け、子どもの未来を守る「子どもワクチン支援」を行っています。

キャップ2キロが1人分のワクチンに

JVCでは、だれでも気軽に「子どもワクチン支援」に取り組めるようペットボトルキャップを回収することで、ワクチンを提供できるようになっています。

集めたキャップをスーパーや百貨店の回収ボックスに持ち込みます。そうして集まったキャップを回収業者が受け取り、リサイクル素材に換えます。リサイクル素材として売った売り上げの一部が、JVCに寄付され、ワクチンとなって子どもたちに届きます。回収ボックスに持ち込むほかに自分でキャップを集めて対象の回収業者に持ち込むことも可能です(全国の回収業者一覧

キャップ2キロで約20円の寄付になり、子ども1人分のワクチンとなります。

2キロと聞くと膨大な量が必要で途方に暮れそうな気がしますが、日本のペットボトル消費量は、1日5000万本を超えており、毎日1本はペットボトルを消費している方も多いと思います。会社や学校で、何人かで協力しながら、毎日コツコツ貯めていくとあっという間だと思います。

キャップを集めてワクチン提供に貢献しよう

捨ててしまう予定だったものが子どもの命を救うと考えると、とっても素敵なことだなって感じます。

ペットボトルのキャップと本体を分別してわけるのがちょっと手間だと感じる方もいらっしゃると思いますが、分別することで子供の命を救っているって考えると進んでやりたくなりますよね。

JVCではペットボトルキャップ回収でのワクチン提供の他にも書き損じはがき回収でのワクチン提供や、通常の寄付・募金も募っています。寄付募金は、1000円から可能で、1000円募金をすると600人もの子どもにワクチン提供が可能です。

キャップ集めを友人とやってみる。おやつを2日我慢して寄付をする。小さなことから1つずつ始めてみませんか。

【参考】

世界の子供にワクチンを 日本委員会 https://www.jcv-jp.org/