ヴィーガンコスメブランド「ラヴィステラ」とサンゴ保護活動

           
        ヴィーガンコスメブランド「ラヴィステラ」とサンゴ保護活動

4月になり、この時期、スキンケアで気をつけたいのが、紫外線ではないでしょうか。。

サスティナブルで、肌にも負担がかからない日焼け止めを調べていたところ出会ったのが、ヴィーガンコスメブランド「株式会社ラヴィステラ」でした。

今回は、あまり聞きなれないヴィーガンコスメについてと、こちらの会社で取り組んでいるサンゴ保護活動について、紹介したいと思います。

ラヴィステラが考えるSDGsとヴィーガンコスメとは

ラヴィステラでは、SDGs17の目標の達成に向けて目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標4「質の高い教育をみんなに」、目標8「働きがいも経済成長も」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊さを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」、目標16「平和と公正をすべての人に」の8つを重要課題として定めているようです。

その目的のために、商品開発において動物実験を行わないこと、動物由来成分を使用しないことをポリシーとして、ヴィーガンとオーガニックにこだわって商品をつくっているそうです。

商品開発の面で、ヴィーガンの動物愛護という点と、成分の面で、地球環境を考えて動物性を使用しない、という点を兼ね備えて作られたコスメを総称して、ヴィーガンコスメと呼ぶそうです。

ヴィーガンへのこだわりと会社の理念

ラヴィステラ(LA VIE STELLA)のVIEは〝生命〟STELLAは〝星〟を意味しています。

・全ての生命と調和して生きていこう
・星のようにキラキラ輝く女性を増やしたい
・地球という星を大切にしよう

そのような想いを込めております。

http://laviestella.co.jp/story/

”植物性で持続可能な新しい時代を創造する”を掲げている「株式会社ラヴィステラ」が、こだわっているテーマが「ヴィーガン」です。

地球環境問題の地球温暖化や、それにともなう砂漠化の解決策のひとつが「ヴィーガン」というライフスタイルです。

ヨーロッパを中心に動物犠牲を避けることや、食生活でヴィーガンを実施する人がいます。そういったヴィーガンの方々向けの「ヴィーガンコスメ」というものも、ヨーロッパでは数多く存在するようです。

一方、日本では、コスメ市場において、動物由来成分配合の商品や、動物性のブラシが多かった背景から、ラヴィステラではいち早く、このヴィーガンをコンセプトにしたコスメブランドを立ち上げたそうです。

日焼け止めとサンゴの白化による減少の因果関係

ヴィーガンコスメのパイオニアとして、もう一つ取り組んでいることを紹介します。

それが、サンゴの保護活動です。

沖縄をはじめ、地球温暖化によって年々サンゴが白化し減少しています。

サンゴの白化現象の原因のひとつが、日焼け止めクリームに一般的に含まれている「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」という成分だったことが、研究結果からも判明しています。

2020年パラオ、2021年ハワイでは、これらを使用した日焼け止めの販売を禁じ、罰則まで設けられているそうです。

ラヴィステラの代表、野田 聡美さんは、この事実を知ったことで、サンゴにも優しい「ヴィーガンUVケアクリーム」を作ろうと決めたそうです。

https://satominoda.com/sango/

ヴィーガンUVケアクリームを選択して未来の地球を守ろう

成分は植物由来はもちろん、国産のオーガニックハーブを使用し、さらに入れ物もプラスチックフリーのものにするなど、ヴィーガンを徹底してこのUVケアクリームが誕生しています。

さらに、売上の一部をサンゴ保護活動に寄付をしているとのことでした。

何気なく使っていた日焼け止めが環境問題に影響を与えていることと、ヴィーガンの日焼け止めを選ぶことがサンゴの保護だけでなく、未来の地球環境を守ることにも繋がるということを、今回ラヴィステラを通じて知ることができました。

サスティナブルな世の中の実現に向けて、普段から使うものこそ、ひとりひとり何を選ぶかが大事ですね。

【参考】

https://laviestella.co.jp/

https://satominoda.com/sango/