アップサイクルがもたらすサステナブルなおしゃれの形
3Rに変わるあたらしい環境へのアプローチ「アップサイクル」
環境にやさしいというと「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」の3Rがこれまでの主流でした。しかし最近新しい環境へのアプローチ方法として「アップサイクル」が注目を集めています。
本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることを「アップサイクル」といいます。
ファッションやインテリアの分野で積極的に取り入れられており、他にない1点ものも多いことから徐々に人気が出ています。
今回は様々なアップサイクルについて紹介したいと思います。
アップサイクルの元祖フライターク
アップサイクルの老舗企業として有名なのがスイスのブランド「フライターク」です。中古のトラックの幌(ターポリン)と捨てられた自転車のチューブとシートベルトを使ったメッセンジャーバックは全世界で展開されています。全てが1点物のハンドメイドで、1つとして同じデザインがないのが人気の秘密です。創業は1993年環境意識が徐々に生まれてきていたころから先駆けて取り組まれているって凄いことだと思います。
日本でも様々なアップサイクルが登場
日本でも様々なアップサイクルのブランドが立ち上がっています。廃棄・焼却処分されていた造船古材を家具にアップサイクルしている「瀬戸内造船家具プロジェクト」やペットボトルのふたをメガネフレームにアップサイクルしている「PLAGLA(プラグラ)」。木材、布、紙の端材などの廃材を使用し、全く異なる新しい雑貨を制作している「ニューズド(NEWSED)」など、どれもおしゃれで一目置く商品たちばかりで、非常に人気があります。
アップサイクル品でおしゃれを楽しもう
アップサイクル品には、おしゃれなものがたくさんあり、ファッションやインテリアにこだわりのある方に人気なものがたくさんあります。環境に配慮しながら、持っていて楽しい気持ちになるって最高ですよね。環境や社会に優しいアップサイクル品でおしゃれを楽しんでみませんか。
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