電気を消してロウソクの元に集まろう「100万人のキャンドルナイト」

           
        電気を消してロウソクの元に集まろう「100万人のキャンドルナイト」

6月は環境省が環境月間と定めていて、関係府省庁や地方公共団体などにより、全国で様々な地球環境に関する行事・事業が行われているそうです。

私もどんなイベントがあるのだろうかと調べていて、見つけたイベントを紹介します。

それは、「100万人のキャンドルナイト」です。

合言葉は「でんきを消してスローな夜を。」

2003年から始まった「100万人のキャンドルナイト」は、今年でなんと節目の20年目を迎えるそうです。

今年は6月18日(土)夏至の日に、東京タワーのふもと、港区にある増上寺で行われます。

増上寺大殿前の階段から参道にかけて、SDGsの169のターゲットと17の目標の色にちなんだ1690個のキャンドルを設置した「キャンドルロード」が目玉企画。キャンドルロードの間には、SDGsの17の目標のアイコンパネルも設置されるそうです。

過去には、東京タワーのイルミネーションの消灯カウントダウンも行われました。

今年は、キャンドルナイトアンバサダーのLiLiCoさんが登場し、キャンドルの灯りの元で行われる「キャンドルナイトトークステージ」や、大地を守る会が扱う規格外食材や旬の夏野菜を販売する「キャンドルナイトマルシェ」が開催されるそうです。

「100万人のキャンドルナイト」は自由なのに一体感を感じるイベント

このイベントは、夏至と冬至の20時から22時の2時間、電気を消してロウソクの灯火の中で、ひとりひとりがゆっくりと、地球環境・平和・震災からの復興・食などを考える時間を持ちましょう、との呼びかけから始まったそうです。

考えている間は、各々思い思いに、ゆったりとした時間で自由に過ごします。この時、同じ時間、同じ想いで、未来の地球を守り、ひとつになろうという、ムーブメントが起きているのです。

また、6月15日(水)~21日(火)夏至までの1週間、「おうちで、職場で、学校でいっせいにでんきをけしてみませんか」と呼びかけて、オフィスや店舗の電気を一斉に消灯し、キャンドルナイトの輪を一緒に広げていただける企業・施設・店舗等の消灯団体を現在募集中だそうです。

応募方法や詳細はこちらをご覧ください。

未来のためにエコな暮らしを考えよう

1人や1か所だけで消灯していたら不便だし、なんだか切なくなりそうですが、消灯している時間にみんなで1か所にキャンドルを持って集まったら、かなりの節電にも繋がるし、自分は誰かと繋がって生きているんだ、と安心感が味わえるだろうなと思いました。

私もこのイベントを知ったことをきっかけに、地球の環境、未来を守るためにできることや、今すぐ取り掛かれる節電は何ができるだろうか、と考えたくなりました。

100万人のキャンドルナイト、参加してみるのも良いですし、キャンドルや関節照明の灯りの元、身近に取り入れられるエコな生活とは、と考えてみるのも良いかもしれませんね。

【参考】

100万人のキャンドルナイトとは

大地を守る会