ワンクリックで森を守る 検索エンジンもエシカルに
- 2022.02.02
- Action
検索エンジンを変えることが森林保護につながる
インターネットが普及し、ネットさえつながれば情報を得られる時代になりました。
Google検索をしない日はないという方も多いのではないでそうか。
そんなネット検索でもSDGsに貢献できるってご存じですか。
それが、ドイツの企業が提供するカーボンネガティブ検索エンジンEcocia(エコシア)です。
環境先進国ドイツが生んだ新しい検索エンジン
エコシアは、第15回気候変動枠組条約締約国会議と同じ日付である2009年12月7日にベルリンで開発をスタートしました。
ドイツは、10年以上前から買い物の際の袋が優良だったり、瓶・ペットボトルのデポジット制度を導入していたり、再生可能エネルギーを積極的に利用したりと環境先進国として有名です。
気候変動枠組条約締約国会議と同じ日に取り組みをスタートしたあたりにも意識の高さが伺えます。
約50回の検索で1本の木を植えることができる
エコシアでは、検索することで発生する利益の約80%を世界の植林活動支援に使っています。1本の木を植えるために必要なお金は、25セント(0.25EUR)、日本円にして45円ほどですが、エコシア検索エンジンでは、1回検索するごとに平均して約0.5セント(0.005EUR)の利益が発生しています。約50回の検索で1本の植林が可能になります。
2020年5月のタイミングで、9,400万本以上の植林を達成しているそうです。
1本の木は平均して、15年間に50㎏のCO2を除去するので、9,400万本以上となるとかなりの量ですね。
検索エンジンを変えて、森林保護に貢献しよう
もしもエコシア検索がGoogle検索と同じくらいシェアされるようになったら、全世界のCO2排出量の15%を吸収できるそうです。これは世界中の自動車排出量に相当します。
CO2を減らすことができれば、地球温暖化や気候変動をとどめることが可能です。森林を守り、多くの野生動物を守ることもできます。
検索エンジンをかえるだけで、地球環境に貢献できるっていいですよね。ぜひ明日から検索もエシカルにしていきませんか。
【参考】
https://louvenomori.com/carbon-negative-search-engine-ecosia/
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