脱プラスチックを紙で実現 栄紙業「PLA FREE」の挑戦
- 2022.04.29
- Company
ストローに次いで紙が取り組む新しい脱プラスチック
SDGsが浸透してくると同時に広まっているのが「脱プラスチック」。私たちが最も取り組みやすいSDGsのひとつだと思います。プラスチックからできた素材で作ったシューズや衣服が誕生したり、エコボトルが流行したり、このサイトで紹介した紙ストローもその一つだと思います。
紙の可能性に注目した企業が紙からできた新しい脱プラスチック商品を開発しました。それが栄紙業の「PLA FREE」の「PAPER HANGER」です。
今日はこちらのハンガーについて紹介したいと思います。
紙の老舗企業として、SDGsに取り組む
紙ハンガーを開発した栄紙業は、紙を扱う老舗企業。長年紙を扱ってきた経験から、紙にできることはまだあるんじゃないかと考え「PLA FREE」というブランドを立ち上げたそうです。その第一弾として完成したのが紙でできたハンガーの「PAPER HANGER」
素材には製紙業界の最大手王子製紙が開発した「エリプラペーパー」を使用しています。エリプラペーパーは、プラスチック代替素材として必要な性能と環境性能を実現した環境に配慮した新しい紙です。
おしゃれな紙製品でワンランク上のエコライフを発信する
PLA FREEの目的は、「脱プラスチック」をコンセプトに、おしゃれな紙製品でワンランク上のエコライフを発信することです。日常に溶け込む紙を使い、機能性・デザイン性でもプラスチック製品に負けないものを作ることをテーマにしています。
「PAPER HANGER」を皮切りに今後も紙を素材とした、おしゃれで機能的、暮らしを彩るモノを開発していくそうです。
紙製品による脱プラでエコな毎日を送ろう
おしゃれなハンガーが紙で作られているってとても素敵ですね。PLA FREEが今後発表する商品もとても楽しみです。日常に当たり前に存在するものを紙に変えることで、地球に良いことに取り組んでみませんか。
【参照】
PLA FREE https://pla-free.com/
-
前の記事
マイボトルを持参して地球と健康を守ろう 給水アプリ「mymizu」 2022.04.26
-
次の記事
5月3日「ゴミの日」と5月30日「ゴミゼロの日」をきっかけにごみについて考えよう 2022.05.03