サスティナブル衣食住-「衣」-「ワクセル」コラボレーターから学ぶ「サスティナブルファッション」に変える価値

           
        サスティナブル衣食住-「衣」-「ワクセル」コラボレーターから学ぶ「サスティナブルファッション」に変える価値

「サスティナブル」にまつわることはこれまでも取り上げていますが、言葉の意味はご存知でしょうか。

サスティナブルは「持続可能な(sustainable)」という意味と、その後に続く「開発(Development)」の意味も含んで用いられます。サスティナブルという言葉は、人々の活動は自然環境が「持続可能で」、人類社会が持続可能でかつ「発展をする」ようなものでなければならない、という意味をもっているそうです。

「持続可能な開発目標」の「SDGs」は、この「サスティナブル」という言葉から生まれたと言えるのではないでしょうか。であれば、サスティナブルな暮らしの実現が、このSDGsの17の目標達成に繋がるのだと思います。

そこで、サスティナブルな暮らしの実現のために私たちが取り組めることや、既に取り組んで影響を与えていらっしゃる方々を、「衣」「食」「住」の3つのテーマでシリーズ化して紹介していきます。今回は「衣」のサスティナブルファッションについてです。

サスティナブルファッションを取り入れる時に大事なこと

「サスティナブルファッション」とは、例えば、製造の途中に出る、本来は廃棄されていたものをリサイクルした素材で製品化されたものや、
オーガニックコットンやウールなどの「天然繊維」を使用して商品化されたものを指します。

これらのサスティナブルファッションのアイテムにアンテナを張って取り入れていくことも大事ですが、サスティナブルファッションを考える時の大事なポイントは、「良い衣服を長く着続けること」だと思います。

「ワクセル」の「衣」業界で活躍するコラボレーターから学んだこと

以前取り上げた、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」のコラボレーターで、レダ ジャパン株式会社の代表取締役、上野伸悟さんの、ワクセル トークセッションの記事を読み、衝撃を受けたことがありました。

それは、衣服をポリエステル製のものから、ウール、綿、麻など天然繊維から作られたものにするだけで、なんと洗濯をする時にポリエステル素材から海へ流れ出てしまう「マイクロプラスチック」を減らし、環境汚染を食い止めることに繋がるのだということです。

マイクロプラスチックと汚染物質が合体したものを魚が食べて、その魚を私たちが口にしている。つまり「衣」と「食」には関係性があり、衣服などの「衣」をサスティナブルファッションアイテムに変えることで、私たちの「食」の安全と、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」のクリアに貢献できる可能性があるのです。

こちらの記事から、毎日欠かさず身につける衣服を選ぶ時は、この衣服の「持続性」とその先どうなるのか?を少し立ち止まって考えてみることの大事さを学びました。

長く愛着をもって愛用すること、次世代にも残せるように大事に扱っていきたくなる「サスティナブルファッション」のアイテムを、少しずつ暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

【参考URL】

komehyo.co.jp)https://komeru.komehyo.co.jp/463