消費者として地球環境に良い素材をつかうことの大切さを改めて考えるきっかけに!「サスティナブルファッションEXPO」
世の中にはいろんなイベントがあります。
最近よく、パソコンで「サスティナブル」を検索していたからか、このイベント広告が目に留まりました。
それが今回紹介する「第2回サスティナブルファッションEXPO」です。
業界関係者・専門家のための商談を目的とした展示会で、10月18日(火)から10月20日(木)に東京ビックサイトにて開催されるそうです。
今回はこちらの展示会を、消費者側として捉えた時、E action~私たちにできる社会にちょっとE(いい)活動~の視点から気になったところを含めて紹介していきます。
「サスティナブルファッションEXPO」とは?
まずはこのイベントの概要を3つの注目ポイントから見ていきます。
①日本だけでなく、世界26か国の企業が一同に出展すること。
企業同士で直接商談できる、通訳常駐ブースがあるそうです。
直接製品に触れながら商談できるため、国を越えてより大きなビジネスチャンスが生まれるのではないでしょうか。
②サスティナブルな視点からの注目の新素材や製品が集結すること。
例えば、抗菌防臭の紙糸を原料としたアパレルや、海洋廃棄物のリサイクル生地など、新たな製品・プロダクトを生み出すヒントが得られる場となるそうです。
③サスティナビリティに取り組む企業によるセミナーが開催されること。
講師は経営者だけでなく、経済産業省の繊維産業に携わる方、ECやSNSで売上を伸ばした立役者、ファッショントレンドを発信されるディレクターなど、顔ぶれも様々なようです。
セミナーも申し込みも事前申請が必要とのことです。詳しくはこちらをご覧ください。
展示会招待券(無料)お申込み サステナブル ファッション EXPO 【秋】 -入力画面- (reedexpo.co.jp)
選ぶなら、地球環境に良い素材を
以前、映画『スローイング・ダウン ファストファッション』を紹介した記事でも書いていますが、改めて、服の素材は?この衣服の使用後はどこへ行くのか?忘れがちですが、消費者としてできる大事なことを思い返す機会になる展示会だと思いました。
ウール、シルク、麻など、土に還る天然素材はたくさんありますが、これらの天然素材は「普段使いしにくい」「扱いにくい」という消費者の声も多くありました。
しかし、今では多くの企業努力によって、より扱いやすく手に取りやすいものが増えています。
ひとつ例を挙げると、こちらの展示会にも出展予定の1960年に創業した最高級のシルクを生産してきた有限会社「吉正織物工場」。
その経験とノウハウを活かし、「シルクを洗える」をコンセプトに「ユーティリティ・ウェア」ブランドを作っています。
後日、こちらの取り組みも紹介できたらと思います。
消費者としてこのイベントをどう捉えるか
サスティナブルファッションは最初に書いたように商談を目的とした展示会です。商談の場だとしたら、私はそこに参加する企業に注目したいと思います。なぜなら、積極的にサスティナブルな視点から、私たちにより良いものを提供していこうとしているからです。
出展予定企業一覧を見ると、国内の大手商社や、CMなどの広告でも見たことがある有名なアパレルブランドが並んでいました。
知らないだけでサスティナビリティな取り組みをしている企業ってたくさんあるのだろうと思います。普段、何気なく手に取っているブランドや会社が、どんな取り組みをして社会に貢献しようとしているのか、知るのも大事かもしれませんね。
-
前の記事
命の要 一人でも多くの人へ水を届ける 2022.08.31
-
次の記事
ついに日本上陸!スウェーデン発「オートリー」オーツミルクの秘密を解く 2022.10.13