今の世界はどうなってるの? 世界の現状がわかりやすく理解できる本3選
- 2019.12.28
- Book
SDGsの背景には何が起きているのか
最近、SDGsという言葉が随分社会に浸透してきたなぁと感じます。山手線もSDGs車両が走っていたり、多くのサラリーマンがあの丸いカラフルなバッジを着けていたり、私の会社も社内報に必ずSDGsの特集があります。
SDGsが浸透してきたからこそ、
「そもそも今の世界の現状ってどうなってるの?」
「課題が沢山あることはわかるけどそれってどのくらい問題なの?」
ということが気になる方も多いのではないでしょうか。
持続可能な世界を実現するためにつくられたSDGsは、なぜ設定されたのか。その背景にある今の世界の現状について、わかりやすく理解できる本をご紹介します。
世界の構図をわかりやすく伝えてくれる「世界がもし100人の村だったら」
「世界がもし100人の村だったら」は、学校の授業でも扱われることがある超ベストセラーです。世界を100人の村に例え、世界の現状を数字を使いながらも絵本独特の柔らかさで、わかりやすく伝えてくれます。
最後にある、世界をより幸せにするために私たちに何ができるかというメッセージは、深く考えさせられるものがあります。
この本は、2001年に大ヒットし、その後「世界がもし100人の村だったら2-100人の村の現状報告」「たべもの編」「子ども編」「完結編」とシリーズ化されました。どのシリーズも世界の現状を視覚的に理解でき、とてもわかりやすくなっています。
貧困や環境問題について、30のコラムが読みやすい「世界から貧しさをなくす30の方法」
「世界から貧しさをなくす30の方法」は、タイトル通り世界で起こっている様々な貧困にまつわる問題について、今何が問題になっており、その解決のために何ができるかが書かれています。女優の広末涼子さんが推薦している本で、1つ1つがショートコラムになってるので、とても読みやすいです。
世界の現状を知るだけでなく、解決のために私たちができることまで書いてあるので、いろんな問題をより自分たちの身近に感じることができます。
漫画や写真で視覚的にも楽しんで理解できる「未来を変える目標SDGsアイディアブック」
「未来を変える目標SDGsアイディアブック」は、SDGsを実践するヒント集です。SDGsの17の目標について、どうしてその目標が掲げられたのかについてわかりやすく書いてあるので、SDGsの理解を深めながら世界の現状を知ることができます。
漫画や写真も使われており、非常にカラフルな本なので、読んでいるほうも楽しみながら読むことができます。
今の世界を理解することで、よりSDGsを身近に感じることができるのではないでしょうか。
私は、初めて「世界が100人の村だったら」を読んだ時に自分はものすごく恵まれているんだなと、とても感謝しました。それと同時に、自分にもできることがないのかなと考えるようにもなりました。
このサイトの制作もその1つです。
今の世界の問題は、私たち1人1人の問題だからこそ、まずきちんと世界の状況を理解することから始めていきませんか。
知ればきっと動きたくなるはずです。
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