映画『デイ・アフター・トゥモロー』から地球温暖化の脅威と二酸化炭素の排出削減について考える
映画『デイ・アフター・トゥモロー』はご存知でしょうか。
私がこの映画に注目した理由は、最近、Amazon Prime Videoを見ているのですが、そこで限定配信が7月29日から始まった『ムーンフォール』というSFアクションスリラー映画のことを知りました。
その映画の監督が、2004年公開映画『デイ・アフター・トゥモロー』を手がけた、ローランド・エメリッヒ氏だったのです。
当時は映画館で鑑賞した『デイ・アフター・トゥモロー』がどんな作品だったのか調べてみると、地球環境問題に通じる映画だということに気づきました。
今回は『デイ・アフター・トゥモロー』の内容を紹介しながら、この作品で問題になっている、地球温暖化による異常気象と対策について考えていこうと思います。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』の紹介
『デイ・アフター・トゥモロー』は、海洋循環の異常により、異常気性が多発し氷河期を迎えるまでの地球を描いたパニック映画です。
海洋循環は、海面の風による風成循環と、海水の温度や塩分による熱塩循環という2種類の海流発生メカニズムの総称です。映画の中では、熱塩循環の要因である海水の温度が極端に下がったことが主な原因と描かれています。
<あらすじ>
南極――気候学者のジャックは、調査中に大規模な氷棚のひび割れに遭遇する。それは、二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化により、海水の温度が上昇している証拠であった。異常を察知したジャックは副大統領に大規模な避難を進言するが、一笑に付されてしまう。だが、地球は確実に崩壊へのシナリオを辿っていた。地球温暖化が天候全体を不安定にさせ、世界規模の大災害を引き起こしたのだ。ニューヨークでは津波で街が水没。ロサンゼルスでは巨大な竜巻が街を襲い、東京ではゴルフボール大の雹が降りしきる。そして地球全体が温度を下げ始め、1万年前の地球と同じ氷河期のような、絶対零度の世界になりつつあった…。
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/day-after-tomorrow より
現実の身近な地球温暖化という問題をテーマに掲げた衝撃作として、公開当時は話題となりました。
SDGsに関係する地球温暖化問題
以前、当サイトの下記の記事でも、SDGs13「気候変動に具体的な対策を」についてや、地球温暖化がもたらす影響に触れたり、二酸化炭素の排出を抑える働きかけをしています。
二酸化炭素の排出を抑えるためにできること
地球温暖化の原因となる二酸化炭素のほとんどは、電力、ガス、ガソリンの消費から発生しています。そのため、電気の使用量や自動車の利用量を減らすことが、家庭から排出される二酸化炭素の量を大きく減らすことに繋がります。
上記の対策は主に「省エネ」と言われます。
他にも、二酸化炭素に代わる再生可能エネルギーを増やしていくことも大事です。
WWFジャパン(100カ国以上で活動している環境保全団体)のサイトでは、「地球温暖化の防止に向けて:一人一人にできる対策」という記事で具体的な内容を紹介していました。
ぜひ、ご覧になり、取り組めることを今日から始めてみませんか。
【映画参考URL】
・20世紀スタジオ公式
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/day-after-tomorrow
・ciatr(シアター)
https://ciatr.jp/topics/278054
・映画の時間
https://movie.jorudan.co.jp/film/36960/
・Business insider Japan
https://www.businessinsider.jp/post-240231
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