女性も自由に生き方を選べる時代「思い描いた人生をすべて手に入れる生き方」を読んで理想を実現しよう
- 2021.03.09
- Book
日本の男女格差はまだまだ大きい
男女雇用機会均等法の施行から30年以上が経ち、女性が社会進出しその活躍が取り上げられることが多くなってきたと感じます。
一方で、SDGs5の達成状況を見ると、日本の男女格差はまだとても大きいと言わざるを得ません。
2019年の「SDG Index and Dashboards Report」(各国のSDGsの達成状況の分析レポート)によると、SDGs5「ジェンダー平等を実現しよう」に対する日本の評価は4段階評価で、最も低い評価を受けており、先進国の中で、最低評価だったのは日本だけでした。
まだまだ女性が生きたいように生きることができる社会であるとは言いづらいのかもしれません。
キャリアをとるか、家庭をとるか、本当はどっちも手に入れたいのにどちらかを選ばざるをえず、もがいている女性も多いのではないでしょうか。
そんな女性に向けて、理想の生き方を考えるヒントになる書籍が土井あゆみ氏の「思い描いた人生をすべて手に入れる生き方」です。
理想を描いてそれを手に入れる人生をおくる
土井あゆみ氏は、新卒で大手電気メーカーに就職されながら、24歳で事業を起こされています。現在、ベンチャー企業のスタートアップ支援をおこない、会社員当時の何十倍もの収入を稼がれながら、ワクセル(主催:嶋村吉洋氏)がプロデュースするビジネス書作家としても活躍しています。
経営と育児も両立されながら、ご自身の趣味も堪能されており、まさに女性の憧れの存在。
書籍をきっかけに自分の人生を自分で切り拓き、理想の将来を手に入れる人がひとりでも多く増えてほしいという土井氏の想いを形にした本書は、「多くの人にとって憧れともいえる人生をどのように手にしてきたのか」について、ご自身の経験から語られています。
また、本書の中には、数々のワークが用意されており、ワークに取り組むことで読者が自分自身の理想の生き方とは何なのかをより深く考えることができます。
本の収益は全て「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付
土井氏は、書籍の印税から得た収入はすべて特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付されています。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとは、「子どもが子どもを応援する国際協力」を掲げ、12歳のカナダ人の少年が立ち上げた団体の日本支部です。
「国内外の貧困や差別から子どもをFreeに(解放)する。」
「『子どもには世界を変えられない』という考えから子どもをFreeに(解放)する。」
を理念に途上国への教育・保健・水といった領域への支援や子どもや若者に対する啓発活動をしています。
本を読むことで、自分の生き方の幅を広げながら、国際協力もできるなんてとても素敵ですね。
読書を通じて生き方の幅を広げよう
祖父母や親世代に比べて自由に選べるようになったといえど、まだまだ生き方の幅に制限があると感じている女性は多いと思います。私もその一人です。
同時に、一度きりの人生なら、理想を全部かなえる生き方をしたい!そう願っている女性も多いのではないでしょうか。
読書を通じて、自分の生き方について考えてみることは、とてもかけがえのないことだと感じています。「私の人生は、こんなもんじゃないはず」そう思っている方がいたら、ぜひ一度この本を手に取られると良いと思います。
【参考】
土井あゆみ(「ワクセル」プロデュースビジネス書作家)
「思い描いた理想をすべて手に入れる生き方」
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/ayumidoi/
特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンhttps://ftcj.org/freethechildrenprogram/overseas
-
前の記事
革新し続けるルイ・ヴィトンの終わらぬ旅 2021.02.17
-
次の記事
世界チャンピオンがフードロスに挑戦 エシカルカクテル誕生 2021.08.07