メリーサスティナブルクリスマス!健康的で地球にも優しいクリスマスを過ごすポイントを紹介します♪
クリスマスに向けて、街がイルミネーションできらびやかになってきましたね。
今年のクリスマスは誰と、どのように過ごすか、プレゼントは何にしようか…
考えるだけで楽しくなる人は多いのではないでしょうか。
そんな華やかなクリスマスの裏側では、実はこれまであまり知られていなかった、とある問題が起きていたことをご存知でしたか。
それは、大量のゴミの発生とフードロスです。
今回はその問題を少しでも解消するために、私たちができるサスティナブルクリスマスへのアクションを紹介します。
クリスマスに起きていた問題を知ろう
華やかなクリスマスの裏で起きていた問題の原因を知ることが、問題解消に繋がると思います。
まずは事実をみていきましょう。
なぜ、クリスマスはゴミの量が増えるのか?!
これは、大きく2つの原因が考えられます。
1つは過剰なラッピングです。
プレゼントの需要が増えると同時に、包装紙や紙の手提げ袋といった紙資源ゴミと、綺麗に見せるためのきらびやかなリボンや、ビニール、プラスチックなど再生しにくい素材のゴミが大量に捨てられるため、ゴミが増えるのだそうです。
もうひとつは、クリスマスツリーです。
住宅事情からも自宅や店舗に飾るクリスマスツリーは本物のもみの木ではなく、多くはプラスチック等でできたイミテーションのもみの木かと思います。
本物のもみの木も腐ったら捨てることもありますし、プラスチックも何回か使い回しはできますが、劣化したり壊れたら捨てられ、ただの大きなゴミとなるのです。
このゴミ問題はフードロスとしても起きています!!
パーティー等も増え、ケーキやチキン、オードブルなど多めに準備をしたら、食べきれず残ってしまうことも多いのではないしょうか。
それらがフードロスとして処分されているのです。
また、クリスマスケーキなどの生ものは日持ちがしないので、余ったら捨てられてしまいます。
こうしてクリスマス時期は特にゴミが増えてしまうのです。
サスティナブルなクリスマスにする工夫
ここまで、問題の原因を知ったところで、次にどのように私たちがゴミを減らす工夫をしていけばよいのでしょうか。
ここからは問題を解消する方法をいくつかご紹介します。
プレゼント
ラッピングにはエコな素材を使う。
例えば、おしゃれに見せたいのであれば、再生紙や英字新聞などのエコな紙素材に、天然素材の麻の紐で仕上げる。
また、蜜蠟でできたエコラップや、バンダナや風呂敷などの布でラッピングをすることで、プレゼントの中身も外側も贈り物になりますし、リユースができます。
また、そもそも、モノとしてのプレゼントではなく、体験を贈ってみてはいかがでしょうか。
最近は体験カタログや、相手の趣味に合わせたホテル、レストラン、サロンやエンターテイメントのチケットを贈る人や、率先して機会を提供する会社やお店も増えているそうです。
クリスマスツリー
今は色々なものがレンタルできますよね。クリスマスツリーやオーナメントも繰り返し使えるように、レンタルできるサービスがあるそうです。
https://www.iconicflower.com/xmas01
家庭用サイズから、企業のエントランスに置ける大きいサイズ、イベントのみで使用したい時にも短期間レンタルできるものまであります。
今年はすでに締め切っているものもありますが、来年や今後あらゆるもので、レンタルサービスを上手く活用して、所有しないでシェアすることは、ゴミも発生も抑えられますし、サスティナブルに繋がりますね。
フードロス
そして、フードロス削減に対しては、あらゆるアプローチで解消に向けた動きがあります。
一番は、必要な分だけ準備し、余すことなく消費することで、余ったから捨てることを減らせます。
とはいえ、どうしても余ってしまう場合、賞味期限が近いものを買い取り、安く販売する仕組みが増えてきています。フードシェアリングアプリTABETEでは、廃棄される食品を手軽に入手できます。
行動を変えて素敵なサスティナブルなクリスマスを
今回紹介した、サスティナブルなクリスマスのアイデアは、ゴミ問題の解決だけではありません。
地元ので採れた生産者が分かる食材を、地元のお店で買い、簡易包装で持ち帰ることは、地産地消にも繋がります。また、食材やレストラン選びでヴィーガンやオーガニックにこだわることは、健康的で自然環境にもプラスな効果をもたらします。
ぜひ、今年のクリスマスは健康と地球の未来を考え、サスティナブルな行動に変えてみてはいかがでしょうか。
一緒にメリー(素敵な)サスティナブル(持続可能な)クリスマスを楽しみましょう。
以前、下記の記事でも紹介した沖縄発祥ブランド「mana. ORGANIC LIVING」でもミツロウラップを扱っているようです。試してみてください。
<参考>
https://ideasforgood.jp/2019/12/19/sustainable_xmas/
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