最近流行りのエシカル消費 サスティナブルラベルが後押し
- 2020.08.27
- Action
最近よく耳にする「エシカル」。
VogueやFRaUなどの女性誌でもよく取り上げられていますよね。
「エシカル」とは英語で「倫理的な」という意味で、人や社会・地球環境に配慮した行動のことを指しています。
SDGsの広がりとともに、エシカルという言葉も徐々に私たちの社会に浸透してきています。
女性誌にも取り上げられるくらいなので、エシカルと聞くとおしゃれな感じがしますよね。
そんな中で最近注目されているのが「エシカル消費」。
インスタで「エシカル」と検索すると「エシカルファッション」「エシカルライフ」に次いで出てくる人気ワードです。
そんな「エシカル消費」についてご紹介します。
エシカル消費とは? 誰もができる社会貢献
エシカル消費とは、買い物を通じて世界が抱えている問題を解決しようという誰にでもできる社会貢献です。
私たちが普段手にしている製品はすべて、どこかで誰かが作ってくれています。
しかし、その製品がどんなふうに作られて、私たちの手にわたっているのか考えることは少ないです。ひょっとしたら、劣悪な環境でとっても安い賃金で、長時間働かされている生産者や子供たちが作っていたり、その製品を作ることで美しい自然が破壊されていたり、動物実験によって動物が犠牲になっていたりするかもしれません。
エシカル消費とは、そういったことのないような製品を購入することで、貧困・人権・気候変動といった世界の問題に貢献できる、誰もができる社会貢献なのです。
SDGsでは、目標12「つくる責任つかう責任」でこの問題に触れています。
途上国も先進国もより持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目標に11個の目標が定められています。
サステナブルラベルがエシカル消費を後押し
エシカル消費と言っても、何を買ったらよいのか見分けがつかないという方も多いのではないでしょうか。そんな方でも簡単に見分けることができるようにあるのが「サステナブルラベル」です。
サステナブルラベルは、その製品がどのように作られ、私たちの手元にやってきたかを教えてくれ、かつ国際的な基準を満たしていることを示すラベルです。
持続可能な漁業で取られた水産物であることを示す「海のエコラベル」や安全な環境で適正な賃金の元、公正な取引でつくられていることを示す「フェアトレード認証ラベル」農薬や化学肥料の使用を極力避け、自然循環機能を活用し生産されていることを示す「有機JASマーク」など様々なラベルがあります。
どのようなラベルがあるか知りたい方は、日本サステナブル・ラベル協会のHPなどをみるととてもわかりやすいです。
https://jsl.life/
認定をうけた製品には、こうしたラベルがついているので、パッと見ただけで、社会のことを考えてつくられている製品だと言うことが分かります。
サステナブルラベルの製品を買って、できるところから社会貢献
「世の中をよくしたい」そうしたつくり手の想いがこもったサステナブルラベル。その思いを形にするためにも私たち買い手の行動がとても大切です。
マクドナルドのフィレオフィッシュや無印良品の紅茶、イオンのコーヒーなど少しアンテナをはると、街にはサステナブルラベルの製品があふれています。
サステナブルラベルのついた製品を買うことは、私たちが最も簡単にできる社会に対する意思表示です。積極的にエシカル消費を行って、社会貢献をしていきませんか。
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