おにぎり&インスタ映えが飢餓を救う「TABLE FOR TWO」のおにぎりアクション

           
        おにぎり&インスタ映えが飢餓を救う「TABLE  FOR TWO」のおにぎりアクション

先日、2019年のジャパンSDGsアワードが発表されました。

私が最も注目したのが、SDGs副本部長(外務大臣)賞を受賞した「TABLE FOR TWO」さんです。TABLE FOR TWOは、「食」を通じて世界の食料・健康問題の解決に取り組んでいる団体です。今回の受賞につながったのは、2018年から取り組んでいる「おにぎりアクション」が高く評価されたからだそうです。誰でも気軽に取り組めるSDGs活動で、多くの方が参加しています。今回は、そんな「おにぎりアクション」について紹介します。

おにぎりアクション
https://jp.tablefor2.org/files/Japan-SDGs-Award.pdf

1枚のおにぎり写真が給食を届ける

TABLE FOR TWOのおにぎりアクションとは、おにぎりに関連する写真を関連サイトに投稿もしくは、#OnigiriAction をつけてSNSに投稿することで、1投稿につき5食分(または10食分)の給食がアジア・アフリカ地域の子どもたちに届けられるというものです。アジア・アフリカ地域では、貧困の影響で1日1食もしくはそれより少ない食事しかとれない子どもたちが沢山いて、栄養失調や飢えに苦しんでいます。おにぎりの写真をアップするだけで給食が届けられるなら、簡単にできていいですよね。

おにぎりアクション受賞作品
おにぎりアクション受賞作品 https://onigiri-action.com/

100万食以上の給食がアジア・アフリカ地域へ

2019年のおにぎりアクションは、2019年10月7日~11月20日で行われ、約30万枚の投稿があり、150万食以上の給食がアジア・アフリカ地域の子どもたちに届けられたそうです。1ヶ月半で30万の写真ということは、1日約6,500枚の写真が投稿されており、影響力の高さがうかがえます。

普段の外食でも、給食を届けることができる

TABLE FOR TWOでは、おにぎりアクションだけでなく、カフェやレストランで、対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円の寄付になり、団体を通じて途上国の子どもの学校給食になる活動もしています。

2019年のおにぎりアクションは終わってしまいましたが、こちら一覧を参考に一度食べに行くのも良いのではないでしょうか。
https://jp.tablefor2.org/getinvolved/individual.html
例えば、若者に人気のお洒落カフェ「WIRED CAFE」もこの取り組みに参加しています。WIRED CAFEでは、対象のメニューを頼まなくても+20円支払うことで、給食の寄付ができるので、私は訪れるたびに+20円の給食支援をしています。

WIRED CAFEのTABLE FOR TWO対象メニュー
https://twitter.com/tftua/status/1078612350792396802

2020年は、おにぎりアクションに参加しよう

おにぎりアクションは、2020年も続く予定だそうです。2019年に参加できなかった方もおにぎりアクションに参加し、子どもたちに給食を届けませんか。
ちょっとしたアクションが子どもの未来をつくっています。

ジャパンSDGsアワード https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html
TABLE FOR TWO https://jp.tablefor2.org/
おにぎりアクション https://onigiri-action.com/#outline