ついに日本上陸！スウェーデン発「オートリー」オーツミルクの秘密を解く

これからの季節は、会社での歓送迎会や忘年会、食事を楽しむ機会が少しずつ増えていくかと思います。

私も食べることが好きなので、最近は友人や仲間と食事を楽しむ時は思いっきり食べていますが、それ以外での食事や飲み物には、からだに気を配ろうとメリハリをつけています。

例えば、普段の食事には、グルテンフリーやヴィーガンを取り入れています。

ちょっとでもからだと地球にもやさしいものはないか、そんな私のアンテナにヒットしたのが、今回紹介する「OATLY（オートリー）」のオーツミルクです。スウェーデン発オーツミルクブランドのOATLY（オートリー）が、今年2022年の9月に公式に日本上陸したそうです。

ここからは、オーツミルクとは何か、なぜからだと地球にやさしいのか、紐解いていきます。

オーツミルクは栄養価の高い牛乳の代替品として誕生した

オーツミルクの始まりは、牛乳の代替品となる栄養価の高い飲み物をつくろうとしたことがきっかけだそうです。

牛乳に含まれる糖質が分解できない人や、乳糖で下痢や消化不良を起こす人たちが多かったからです。

1963年にスウェーデンの大学教授により研究が始まり、その教授の研究室の生徒がオーツ麦から作られるミルク「オーツミルク」の開発に成功し、1990年代には「オートリー」を設立します。
その誕生経緯もあり「オートリー」では設立当初から、原料はオーツ麦しか取り扱っていないのだとか。

「オートリー」は豆乳やアーモンドミルクは一切使用しないオーツ麦の専門家、また、オーツミルクのパイオニア的なブランドです。今では、欧米諸国やアジアなど世界20か国以上に展開されて、今年2022年9月、日本にも上陸しました。

ここまで世界中に愛されている理由は何か。

それは「オートリー」独自の製法に秘密がありそうです。

オーツ麦が持つ食物繊維のβ-グルテンが、「オートリー」のオーツミルクには豊富に含まれているとのこと。

β-グルテンは、血中コレステロール上昇を抑えたり、満腹感の維持作用効果があるとのことで、実は近年注目されている栄養成分ですが、製造過程では壊れやすい水溶性食物繊維です。

それをオートリー独自の製法では、酵素作用を効果的に使い、このβ-グルテンを豊富に保ったままミルクにしているため、オーツ麦がもつ栄養価をそのままからだに届けられるのだそうです。

コップ一杯分（250㎖）のオーツミルクには、1日推奨摂取量の3分の1のβ-グルテンが含まれているのだとか。

これをそのまま冷やしてストレートで飲んでも、牛乳の替わりにシリアルにかけたり、プロテインに混ぜても良いですし、ヘルシーデザート作りの材料として使うこともできるのです。

ひとつは動物性原材料は一切使用していないことです。

これは、ヴィーガンの観点から見ても、環境保護や動物愛護を取り入れていますし、ヴィーガンであることが、結果、持続可能な生産消費形態を確保する、エシカルライフにも繋がります。

もうひとつは、麦の廃棄物がバイオ燃料やエネルギー源、動物のエサ、肥料などに使われることで、最後まで無駄なく地球に還元できるということです。

「オートリー」では、製造過程で出る麦の廃棄物を再利用したり、キャップを含むパッケージに使用している素材をリサイクル資源にするなど、より良い未来の地球のためのサステイナブルな活動にも積極的に取り組んでいるのです。

最後に日本に上陸したばかりの「オートリー」のオーツミルクがどこで買えるのかを紹介します。

主に首都圏を中心をしたスーパーマーケットやナチュラルローソン（一部除く）の店舗か、Amazonやヨドバシドットコム等のオンラインショップで購入できるようです。

また「オリジナル」と「チョコレート味」の2フレーバーと、持ち運びに便利な紙ストロー付きの250㎖と自宅常備用で植物性プラスティックキャップ付きの1ℓの2サイズで販売中とのことです。

私も見かけたら手に取って、プロテインに混ぜたりそのまま冷やして飲んでみたいです。

みなさんも、普段飲んでいるものをちょっと変えて、からだにも地球にもやさしい生活を送りましょう。

<参考>