もうすぐ夏休み!自由研究にSDGsを取り入れよう

もうすぐ夏休み。
夏休みの宿題で毎年大変だった思い出があるのが、自由研究だったりしませんか。
最近の自由研究のトレンドを調べてみると、小学生が取り組んでいるのがSDGsでした。
今回はSDGs自由研究を推奨するサイト情報から、目標達成のために必要なことを考えてみたいと思います。
SDGsが自由研究におすすめな理由
自由研究にSDGsが推奨されている理由として、子供の柔軟な思考で、SDGs問題の課題解決を考える機会が得られ、結果これが自分たちの将来の仕事や興味に繋がる可能性があるからです。
さらに、その機会を夏休み期間を使って、親子、家族、コミュニティで取り組めることもおすすめな理由だと思います。
株式会社ベネッセコーポレーションが発信するベネッセ教育情報サイトでは、保護者向けに自由研究解決ガイドというコーナーが設けられています。
子供のタイプ別、好きなキーワード別で学年ごとの自由研究の例が載っていました。
さらにSDGs自由研究のページでは、SDGsとは何か、なぜ大事かという内容や、SDGsの17の目標に沿ったおすすめの自由研究も紹介しています。
子供向けではありますが、改めてSDGs17の目標は何のためにあるのか、それをどう自分事に捉えていけるか、子供と一緒に大人も考えていける内容になっています。

実践型のSDGs自由研究
実践できる研究内容について、いくつか例を挙げてみます。
SDGs目標2「飢餓をゼロに」
自宅でフードロスを実際に測定して、家庭内で話し合い、解決策を実践してフードロス問題を体感しよう。
https://benesse.jp/jiyukenkyu/sdgs/target2/
SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」
昔と今の教育の違いを調べるために、祖父母や近所の歳が離れたご高齢者と直接コミュニケーションを取って、インタビューし、教育や家での仕事について考えてみよう。https://benesse.jp/jiyukenkyu/sdgs/target4/
また、国際協力NGO団体で、女性のいのちと健康を守るために活動している「ジョイセフ」のホームページには、アフガニスタンの子どもたちに、日本で役目を終えたランドセルを贈る「思い出のランドセルギフト」という事業の一環で、「親子で考えるSDGsと国際協力アクション」というオンライン勉強会を7月30日、8月6日の2日間で開催するそうです。ご興味がある方はこちらをご覧ください。

研究したら宣言してアクションすることが大事
今回、SDGsの自由研究について調べてみて大事だと思ったことが2つありました。
ひとつは、目標を達成するためには、現状把握をして、そこから何ができるか考えること。ふたつめは、研究して終わりではなく、宣言してアクションにしてみること。
そのアクションは、実際にSDGsに関連するイベントやオンライン勉強会に参加してみることや、関連する本や映画に触れる、さらに視野を広げて世界ではどうかを調べてみることでもいいと思います。
みなさんも、SDGsの目標達成のために自分ができることを子供の頃の探求心を思い出して考えてみませんか。そして、子供たちの未来の地球のためにも、職場や友人、家族など身近な方に考えたことをアウトプットして、ライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。

<参考>
ベネッセ教育情報サイト 自由研究解決ガイド
https://benesse.jp/jiyukenkyu/sdgs/
エグチホールディングスHP 【SDGs】学校の自由研究にSDGsを取り入れよう!【小学生編】
https://eguchi-hd.co.jp/resolabo-sdgs-primary-school/
国際協力NGOジョイセフ 思い出のランドセルギフト 自由研究特設サイトhttps://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/why/independent_study/
-
前の記事
「アンダーソンアンダーソン」ライフスタイルも提案するエシカルな肌着ブランド 2022.07.13
-
次の記事
日本の「打ち水」文化は世界と未来に繋がっている 2022.07.23