2020年9月8日からSDGsトレインが走る

           
        2020年9月8日からSDGsトレインが走る

SDGsトレイン

通勤通学、休日の外出など、電車に乗る方は多いと思います。大事なライフラインである電車は漢字の通り、電気で動いています。この電気の使用量がどのくらいか、イメージしたことはありますか?

関東大手9社の年間電力消費量(列車運転用に限る)は27憶7670万4896kWh(キロワット時)。各社の計算方法は異なりますが、金額にするとは約388億3410万円/年という莫大な数字です。これを1社平均、1日あたりに換算すると約1200万円/日の電気代を消費していることになります。

この状況が続くと地球環境がどうなるかは想像に難くないでしょう。そこで、電気消費を抑える取り組みをしている電鉄会社をご紹介していきたいと思います。

阪急阪神電鉄と東急電鉄のSDGsへの取り組み

2020年9月から、阪神阪急電鉄と東急電鉄の一部の電車がSDGsのラッピングトレイン『SDGsトレイン』として運行しています。

SDGsトレイン広告

もともと阪神阪急電鉄が「ゆめ・まちプロジェクト」10周年を契機に、2019年5月から『SDGsトレイン』の運行をスタートし始めました。「ゆめ・まちプロジェクト」は関西電力の「再エネECOプラン」を活用することにより、実質的に再生可能エネルギー100%で運行するという試みがきっかけになっています。

そしてこの取り組みを2020年9月8日から、東急電鉄とも提携し東西で『SDGsトレイン』が走り始めました。関西では阪急神戸線・宝塚線・京都線、阪神本線・阪神なんば線の5路線。関東では東急東横線、田園都市線、世田谷線の3路線で見ることができます。

東急グループ電鉄は「美しい時代へー東急グループ」というスローガンを掲げ、グローバルな視点を持ちSDGsにも取り組んでいます。

『SDGsトレイン』で行っている具体的な取り組み
・再生可能エネルギー由来の電力で運行(※再生可能エネルギーは、太陽光・水力・風力発電などに由来する環境価値から生み出されたエネルギーのこと)
・軽量化した車体の導入による電力消費の約40%削減
・LED照明への変更で電力使用量を20%~50%削減

このように電力に対しての取り組みを具体的に進めています。

わたしたちが色彩やデザインから体感できること

実際の『SDGsトレイン』は17の目標をイメージした色がデザインされていたり、外観だけでなく社内ポスターなど、車両全体でメッセージを伝えています。車両に乗った人にSDGsの理解を深めてもらいたいというのが目的です。
よりSDGsについて知りたくなった人はぜひ調べてみてください。東急電鉄のHPでは「サステナブル重要テーマ」というページで紹介されています。
調べるという小さな一歩でも知識を広げ、理解を深められます。また、SDGsについて考えることはこれからの未来、自分の将来にもつながるとわたしは思います。

参考URL
・阪急阪神ホールディングスHP
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/yume-machi/sdgstrain/top.html
・東急グループHP
https://tokyugroup.jp/sdgs/train/
・国土交通省
https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk2_000045.html
・サステナブル重要テーマ
https://www.tokyu.co.jp/company/csr/stb/theme/