ファッションとSDGs ~GU3つのコネクト宣言~

           
        ファッションとSDGs ~GU3つのコネクト宣言~

ファッションの流行を先取りするGUのSDGsへのチャレンジ

GUのSDGsへのチャレンジ

10代~30代に人気のプチプラファッションといえば、GU(ジーユー)。みなさんはどんなイメージを持っていますか?アパレル業界の中でも流行りのデザインをいち早く取り入れて販売しているのがGUも含むファストファッションです。わたしはファストファッションに大量生産・大量消費のイメージがありました。しかし、GUが2020年6月に「3つのConnect。つくりたいのは、いい服と、いい未来。」というコンセプトでSDGsの関連する取り組みを宣言したのでみなさんと一緒に内容を紐解いていけたらなと思います。

創業初期からの取り組みの変化

創業初期からの取り組みの変化

GUは、『自分を新しくする自由を。』という思いでユニクロの会社ファーストリテイリングから新しいブランドとして2006年に立ち上がりました。わたし自身も流行りのファッションをしたければ、GUに行ったら色もデザインもそろっているなと感じています。そんなGUは、2010年から全商品のリサイクル回収を実施していて、環境問題への対応や、世界の服を必要としている人への支援をしていました。実際にUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)やNGO等を通じ、3,029万点※以上の服を届けています。※2018年8月末までの実績

3つのコネクト宣言について

「3つのConnect。つくりたいのは、いい服と、いい未来。」というコンセプトは、『生活者と、生産者と、地球と。3つの視点でコネクトすれば、みんなが笑顔になれる。わくわくできる。自由になれる。』という思いが込められています。

3つのコネクト宣言

今回の3つのコネクトでこれまで行っていたリサイクルも含めて改めて6つの取り組みをまとめています。
1.ジーンズから環境を考える。
2.開発者は、お客さま。
3.レジ袋さん、今までありがとう。
4.価格と品質、二兎を追う。
5.わたしの前世は、ペットボトル。
6.タンスで眠るか。世界へ届けるか。

その6つの取り組みがSDGsの何に関連するか、わたしなりに当てはめてみたので緒にみていきましょう。※丸数字は目標の番号です。

1.ジーンズから環境を考える。
関連SDGs:⑧働きがいも経済成長も。⑭海の豊かさを守ろう。⑮陸の豊かさも守ろう。

ジーンズを作る過程には、水資源の消費と加工で使う天然石と生産者の労力が不可欠です。GUのジーンズはその3つを減らす工夫が施されています。
1つ目、水以外の方法で洗浄する設備の導入と、技術力で水資源の削減。2つ目、ウォッシュ加工で使う天然石を人口のエコストーンに変えることで天然石の掘削が不要になり、石も繰り返し使えるようになりました。3つ目、色落ち加工をレーザーに変更することで効率化が実現しました。この3つの工夫で重労働となる工程が減少し、働きがいがより確保され、水資源の削減で工業廃水が海に流れるのも減少し、天然石の掘削は陸資源の減少になり3つのSDGsに関連していました。

2.開発者は、お客様。
関連SDGs:⑫つくる責任つかう責任

お客様の声を元に商品開発している「GU SHOES LAB」から、クリーンスニーカー、マシュマロパンプス、アクティブスマートシューズの3つが開発されました。お客様に喜ばれるものをつくるという当たり前だけど大量生産ではできていなかったことを実現し、購入する側も長く使いたくなる商品が開発されています。

3.レジ袋さん、今までありがとう。
関連SDGs:⑭海の豊かさを守ろう。

2020年7月1日からレジ袋の有料化が始まり、GUも無料ショッピングバッグは紙袋へ変更しました。レジ袋削減は、プラスチックの削減と直結し、海の資源を守ることにつながります。
レジ袋の有料化について詳しく知りたい方は、関連記事があるのでそちらを読んでみてください。
参照『エコバッグ習慣が世界を変える?2020年7月1日からレジ袋有料化で生活はどうなる?』https://snuickcuess.com/?p=457

4.価格と品質、二兎を追う。
関連SDGs:⑨産業と技術革新の基盤をつくろう。

手に取りやすい価格にすることと、長く使える品質の維持はどんな企業でも永遠の課題です。GUはこの二つを両立する工夫として、流行りの素材をしっかり確保すること、工場との共同開発により、安定した品質を届けることを大事にしています。

5.わたしの前世は、ペットボトル。
関連SDGs:⑮陸の豊かさも守ろう。

GUで販売されているエコバッグはペットボトルのリサイクルによって作られています。これによりバッグの生産で必要になる綿花が削減されました。

6.タンスで眠るか。世界へ届けるか。
関連SDGs:①貧困をなくそう、⑫つくる責任 つかう責任

GUの創業初期から行っている服の回収と世界への支援を行うことで、生産者と消費者の双方が貧困問題と環境問題について取り組んでいくきっかけをつくっています。

これからのGUとわたしたちができること

GUで購入したもので着なくなった服はありませんか?
まずは、回収ボックスに入れてみましょう。その行動は自分の着た服はどこへ行くんだろうという疑問に変わると思います。また、服を購入するときにどうやって作られているのか少しでも興味を持ってもらえたら、SDGsの取り組みはこれからも広がっていくと思います。

GUの紙袋

【参考URL】GU公式HP「3つのコネクト宣言」
https://www.gu-global.com/jp/ja/corp/company/connect/